塩野瑛久が「レッドアイズ」に木村祐一の息子役で出演。亀梨和也との初共演に緊張

KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(土曜午後10:00)の、2月13日放送・第4話に、塩野瑛久、KZが出演することが分かった。

本作は、愛する人の命を奪われた元刑事で特別捜査官・伏見響介(亀梨)と、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが、国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使した科学捜査によって、凶悪な連続殺人鬼に迫っていくスリリングなサイバークライムサスペンス。物語の舞台となるKSBC(神奈川県警捜査分析センター/全国500万台の監視カメラやNシステム、ネット解析・画像分析など日本国中から集まるビッグデータを駆使して犯罪捜査する架空の組織)で、伏見とチームを組むメンバーとして、趣里、シシド・カフカ、SixTONESの松村北斗、木村祐一、伏見の先輩役で松下奈緒が出演している。

塩野が演じるのは、木村演じる山崎辰二郎の息子・山崎克巳。詐欺師として犯罪に手を染めた過去を持つ父親を憎んでいた克巳が、誘拐事件の参考人として伏見に連行されたことで2人は再会する。塩野は木村との初共演について「まさか木村さんの息子になる日が来るとは思っていませんでした(笑)。現場では優しくしてくださって、自然に受け入れていただけたことがとても居心地がよかったです」と撮影を振り返り、「楽しくお話しさせていただきましたが、克巳の過去が軽くならないよう、克巳の根っこの部分は忘れることのないように意識しました」と役と向き合う真摯(しんし)な姿勢をのぞかせた。

一方、息子役をイケメン俳優が演じることについて、木村は「母親似なんでしょう(笑)」と笑いを交えながら、「(塩野さんとは)衣装合わせの時にごあいさつしたくらいで、すぐに本番で親子としてぶつかり合ったんですが、不思議と違和感なくできましたね」と相性のよさを伝え、「息子も親にならんと分からん部分があるから…『あの時の親の説教は、そういうことか』と今になって分かることが僕も多々あるんで。そんな思いを抱いて、息子を見る感じで演じました」と実体験を基に演技をしたとのこと。

さらに、塩野は取調室で亀梨と対峙(たいじ)するシリアスなシーンにも挑戦。「亀梨さんとも今回初めて共演させていただきましたが、あの漂う兄貴感。昔から一方的に好きなこともあり少し緊張しましたが、気付けば楽しくお話していました(笑)」と初対面の印象を明かす。そして「撮影終わりに『お疲れ!』と声をかけてくれる声が優しかったです。胸を借りるつもりでお芝居しましたが、しっかりと受け止めてもらえて、なんだか克巳そのものを救っていただいた気がしました」と尊敬の念を口にした。

山崎の過去が絡んだ誘拐事件がスリリングに展開しながら、距離ができてしまった親子の葛藤と絆も描かれる第4話。塩野は「かっこいいアクションシーンや、監視カメラからの映像。いろいろな要素がふんだんに詰め込まれた作品です。克巳の青さや未熟さ、しかしそこにたどり着くしかなかった過去を大切に演じました。少しでもこの作品の大事なピースになれていたらうれしいです」と見どころをアピールした。

木村も「伏見が愛する人を殺された悲しみを乗り越えて、年上の山崎を思いやる捜査のやり方や、ラストに伏見からすてきな言葉をかけられるシーンは、親御さんの世代にはぜひ見ていただきたい回ですね」と熱弁し、「個人的には亀梨くんとの屋上のシーンが15年ぶりで。(以前共演した『野ブタをプロデュース。』の)校舎の屋上から神奈川県警の屋上になって『あの教え子が刑事になったか』って感じの思いが(笑)、印象に残ってますね」とおすすめのシーンをアピールした。

そして、塩野演じる克己を連れ去る半グレ集団の一員を演じるのが、ラッパーのKZ。今回の出演オファーを受けて「まずは、驚きでした! そして、楽しそうだと思い、新しいリスナーさんと出会えるチャンスになるので、ぜひ、チャレンジしようと決めました!」とコメント。出番を終え、いい経験ができたというKZは「普段、映画とテレビで当たり前に見ている『演技』の底知れなさを感じました! そして、ほんの少し入り口からのぞいただけですが、すごく面白いなぁと思いました。また何かあれば、演技もチャレンジしたい」と新たな挑戦に意欲を燃やしていた。

また、番組公式SNSでは、輪入道、呂布カルマに続き、KZも本作をテーマにしたスペシャルラップを公開中(https://youtu.be/s1UGVrVIx6U)。KZは「ドラマの大成功からの劇場版の決定を願ってます! そこで再出演と、出演したラッパーのみんなで、何か番組の曲とかできるようになれば、最高!」と今後の展開にも期待している。

山崎は犯罪心理学を専門とする大学教授だったが、詐欺投資事件で逮捕された。服役中に妻を亡くした彼は、息子の克巳と絶縁状態に。克巳は、父へのわだかまりから犯罪に手を染める日々を送っていた。しかし、克巳の恋人が、半グレ集団のリーダー・神流川兄弟に連れ去られてしまう。神流川兄弟と過去に因縁のある山崎は、息子を救うための賭けに出る。一方、夫が殺害され、島原由梨(松下)心身ともにギリギリの状態で仕事を続けていた。伏見は犯人の蠣崎孝太郎(忍成修吾)が、亡くした自身の恋人・美保(小野ゆり子)を手にかけた犯人の手がかりを握っているのではないかと疑いを抱く。

真犯人の狙いと謎がますます深まっていく第4話。美保を殺害し、KSBCのメンバーを狙って次々に罠を仕掛けてくる「青いコートの男」の正体が明らかになる。

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