ACミランFWイブラヒモビッチがクラブ通算500点超え

イタリア1部ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(39)が7日のクロトーネ戦で2ゴールを記録し、所属クラブでの通算得点がついに500得点を超えた。

衰え知らずのストライカーは、これで今季リーグ14得点目。前節まで499点で大台にリーチをかけていたが、一気に501点まで伸ばした。今季リーグ得点ランキングもFWクリスチアーノ・ロナウド(36=ユベントス)の16ゴールに続き、得点ランク2位。ステファノ・ピオリ監督は「通算501ゴールは素晴らしいが、イブラなら驚きはない。彼は常に高いモチベーションを保っており、身体のケアにも細心の注意を払っている。つまり並外れたプロフェッショナルだということだ」と絶賛した。

イブラヒモビッチは、1999年に地元マルメ(スウェーデン)でプロキャリアをスタートさせ、アヤックス(オランダ)、ユベントス(イタリア)、バルセロナ(スペイン)パリ・サンジェルマン(フランス)、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)といった名門クラブでゴールを積み重ね、数々のタイトルも獲得。昨季途中に、米プロリーグMLSのロサンゼルス・ギャラクシーからACミランに復帰していた。

クラブ通算500ゴール以上の現役選手は、C・ロナウド、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33=バルセロナ)に続くもの。9連覇中のユベントスの牙城を崩すべく、チームは首位を走っているが、自身のゴールで優勝へと導けるのか。

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