カーリングの日本選手権初日(8日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、男子の1次リーグが行われ、チーム岩手の松原永和(とわ=11)が国内最高峰の舞台に立った。
9歳から姉の影響でカーリングを始め、競技歴わずか2年。学校の友人たちからは「優勝してね」と応援メッセージをもらい「最初はビックリしていたんですけど、頑張ろうと思いました」と期待を背に、決戦に挑んだ。
岡山CA戦ではサードとして出場すると、小学生らしからぬ堂々としたプレーを披露。チームは4―8で敗れたが「あんまりショットが決まらなかったが、テークとか決まったところがあったのでよかったです」と笑みを浮かべた。
今後の目標については「オリンピックに出場して、上位になること」と力強く宣言。カーリング界の新星に注目だ。