かつてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでプレーした元アイルランド代表の英雄MFロイ・キーン氏(49)が昨季王者のリバプールを酷評した。
7日(日本時間8日)にリーグ首位のマンチェスター・シティーに1―4で敗れて勝ち点10差の4位となったリバプールについて、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は、キーン氏が英「スカイスポーツ」に「今季は異常なシーズンで新型コロナウイルス禍によるものだと言われるが、今のパフォーマンスが続くのならば、次の優勝は30年後になるだろう」と語ったと報じた。
元マンUのキャプテンは「彼らは言い訳ばかりを探している。私にとって、最悪チャンピオンだ」とし「もう言い訳はいらない。(監督の)クロップは、シティーは(新型コロナ)ウイルスのおかげで休めたと言う。言い訳は延々と続いていく」と非難。イレブンについても「(昨季)タイトルを勝ち取ったとき、彼らは『楽しみましょう』と話していたが『また優勝したい』と言うのを聞いたことがない」と、指揮官や選手たちの姿勢を疑問視した。
さらにキーン氏は「リバプールは巨大なクラブと言われ続けている。それならば、挫折にも対処しなければならない」とし「トップ4でフィニッシュすることが彼らの目標でしょう」と、低迷が続く昨季王者に厳しい意見をぶつけていた。