日英のコロナ対策など議論 3月7日 長崎大、オンラインシンポ

 長崎大は3月7日、日英の感染症疫学の専門家らによるオンライン公開シンポジウム「新型コロナとグローバルヘルス~新興感染症のパンデミックにどう立ち向かったか。課題と教訓~」を開催する。日本医学ジャーナリスト協会西日本支部共催。
 基調講演では、英国政府にコロナ対策について科学的アドバイスをしているロンドン大衛生・熱帯医学大学院のジョン・エドモンズ教授(感染症数理モデル)、京都大の西浦博教授(理論疫学)、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長の3人が登壇。日英のコロナ対策の課題や教訓、メディアを含めた公衆衛生の役割について論じる。
 長崎大大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の有吉紅也教授は「日英の異なる感染状況を同じ物差しで比較する。英国で活躍している公衆衛生医の存在を知り、集団を守る重要性を学んでほしい」と話している。
 7日は午後5時~8時、福岡市中央区天神のアクロス福岡・国際会議場で開催。会場での定員は100人。オンライン(同時通訳付)は定員300人。いずれも参加無料、先着順。新型コロナ感染拡大の際はオンラインのみ。ホームページ(https://iscgh.jp/)から申し込む。問い合わせは長崎大卓越大学院プログラム運営事務局(contact@iscgh.jp)。

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