魚で医療現場を激励 佐世保市通じ県漁連が贈呈

県産水産物を進呈した髙平会長(右から2人目)=佐世保市役所

 長崎県漁連(髙平真二会長)は9日、佐世保市を通じ、新型コロナウイルスの対応に当たる同市内の医療従事者に、県産のヒラメ約50キロと養殖マグロ約200キロを贈った。
 市は、市内7病院で勤務する従事者に順次届ける。ヒラメが125食分、マグロが800食分になるとみられる。
 髙平会長が市役所を訪れ「日々、大変な業務に取り組んでいる医療従事者の方に感謝とお礼を申し上げたい。少しでも明日の活力になれば」と激励。朝長則男市長は「市内ではクラスターが複数発生するなどし、医療現場は歯を食いしばって対応している。水産物は大きな力になる」と謝辞を述べた。

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