話題!川越に「三峯神社」 川越から秩父へアクセス困難な時代に「川越三峯神社」誕生 コロナ禍で再び脚光

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川越三峯神社と榊原祥光禰宜(ねぎ)

 埼玉県川越市南通町の川越八幡宮(榊原茂宮司)境内に川越三峯神社が遷座(せんざ)されて、地元の話題を呼んでいる。三峯神社は秩父市内に位置する三峯山に鎮座し、江戸時代後期から同神社への参詣が盛んに行われていた。当時、川越市内からの交通が不便だったため、誰もが気軽に参詣できるようにと、明治元(1868)年に遥拝所として川越八幡宮に川越三峯神社が祭られた。これを機に川越三峯講の機運が高まったが、戦後になってその信仰も薄れてきた。

 今回、川越八幡宮創建一千年祭の記念事業の一環として、三峯山に向けて遥拝社をリニューアル、社号票も秩父・三峯神社の中山高嶺宮司に揮毫(きごう)してもらい、改めて遷座祭を執り行った。同神社の榊原祥光禰宜(ねぎ)は「コロナ禍の現在、大勢を誘って秩父・三峯まで行きづらい現在、川越市から遥拝してご神徳を頂いてはいかが」と語っている。