【テニス全豪OP】V大本命のジョコビッチ 苦戦しながらも2回戦突破

辛勝のジョコビッチ(ロイター)

男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)が10日、全豪オープン(メルボルン)2回戦で同64位のフランシス・ティアフォー(23=米国)に6―3、6―7(3―7)、7―6(7―2)、6―3で勝利。苦戦を強いられながらも最後は力でねじ伏せ、3回戦進出を果たした。

第1セットはすんなり先取したが、第2、3セットは一進一退の攻防の末にタイブレークに突入。大会序盤で3時間半を超える激戦となったが、何とか新鋭の挑戦を退けた。

昨年は新型コロナウイルスに感染。全米オープンでは試合中にイラ立って打ったボールが線審の女性の喉元を直撃し、危険行為で失格になるなど激動の一年となったが、今年はここまで上々の船出となっている。

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