島田紳助氏 宮迫のユーチューブに出演 昔を振り返り「20人ぐらい心から謝罪しなあかん」

島田紳助氏

「雨上がり決死隊」宮迫博之(50)のユーチューブチャンネルが10日、更新され、2011年に芸能界を引退した島田紳助氏(64)が電話で出演。復帰を完全否定した。

緊張した面持ちで電話をかけ、そのまま電話出演することをお願いした宮迫に対し、紳助氏は「別にええけど」とあっさりOK。近況をたずねられると「コロナやから何もすることないやん。暇やからゴルフばっかりしてんねん。暖かくなったら釣りと、去年からウエイクサーフィンにはまって、ウエイクサーフィンとゴルフと釣り、あと筋トレ」という健康的な日々をすごしているという。

その流れで宮迫が「いずれは出ていただきたいなっていうのがあるんです」と自身のチャンネルへの出演を持ちかけると「アホなこと言うたらあかんで。世間は60歳で定年になって、あと5年使ってくれはって、65歳でホンマの定年。世の中は64歳なんていらんねんで。俺もう来月で65歳や。そりゃもう使い物にならんで」と年齢を理由に断った。

動画を見る限りトークは全く錆び付いていないが、紳助氏は芸能界に戻る気持ちは全くなく、ユーチューブに映ることも拒否しているという。

紳助氏は「芸能界おるとき年間340日ぐらい下痢しててん」といい、引退当時は「辞めたくて辞めたくて仕方なかった」という。時おり浮上する復帰情報については「ネット見てたら復帰を画策してるみたいなこと書いてあったりするけど、誰やねん! 爆笑やな。1ミリも戻ろうと思ったことがない」と断言。宮迫も「お会いした時もおっしゃってましたね。絶対ないって」と続いた。

紳助氏は「あんなしんどいことしててんで。ベトナム戦争行って、激しく戦って、帰って来てハワイで暮らしているアメリカ人に、もういっぺんベトナムに行けみたいな話やんか」と独特の言い回しで当時の辛さと復帰があり得ないことを表現した。

また司会者として、出演タレントに厳しい態度を取ったことを今は反省しているという。「番組として司令塔やから、なかなか自分の思うように動いてくれへんタレント見てると、だんだん眉間にシワが寄っとってんけどね。勝手なものを求めてたなー思って。悪かったなと今は思う。反省。会うて20人ぐらいにほんま心から謝罪しなあかんわ」と語っていた。

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