三浦春馬さん 実父の急死で気になる「お別れ会」の行方

昨年7月に亡くなった三浦春馬さん

昨年7月に急死した俳優・三浦春馬さん(享年30)の「お別れ会」が依然として決まらない。

当初は昨年内に開催したかったが、コロナ禍もあり延期。ならば、一周忌である今年7月をメドに…という話だったが、詳細のアナウンスはない。

そんななか、三浦さんの実父が今年1月に急逝していたと発売中の「女性自身」(光文社)が報じた。同誌によれば、実父は行きつけの飲食店で体調不良を感じ帰宅。その後亡くなったという。ファンの間では相次ぐ悲報に「本当にビックリ」「ただただ切ない」「天国の息子に会いにいったのかな」など、衝撃が広がっている。

他方で、実父の死によって解決しそうなのが、三浦さんの遺産問題だ。一部週刊誌では、三浦さんの遺産は「億単位」で、それをめぐり母親と父親が代理人を立てて争っていると報じられた。

「父親が亡くなったことで、この問題も期せずして解決に向かうのではないでしょうか。現在、三浦さんの遺骨を預かっているのは母親とみられます。相続問題がクリアになれば、ファンが望むお別れ会も一気に進展すると思います」とはワイドショー関係者。

三浦さんの所属事務所はお別れ会に前向きで、祭壇用の写真などのチョイスもすでに終わっているという。ただ、東京五輪が開催されるか否かで1周忌に合わせられるかは流動的。関係者は「五輪の開催有無で会場の予約に影響が出そう。あとはやはりコロナがどれだけ収束しているか。現時点では見通しは立てづらい」と語る。

ファンは三浦さんの遺骨を前に手を合わせ、最後の別れを望んでいる。切実な想いは届くか――。

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