加藤紗里も逃げた自称「六本木の帝王」の凶悪素顔 昨年5月に動画で襲撃予告

捕まったTOMORO

詐欺の疑いで逮捕された自称「六本木の帝王」でラッパーのTOMORO(34)の“凶暴な素顔”が明らかになった。

TOMOROはコロナ禍の影響で売り上げが減少した個人事業主を装い、国の持続化給付金をだまし取った疑いが持たれている。TOMOROは指南役で、実行犯は未成年グループとみられている。

東京・六本木を拠点にド派手な生活を送っていたTOMOROはユーチューバーとしても活動。昨年5月にはへずまりゅうの近況や、ワタナベマホトのわいせつ写真要求を告発した暴露系ユーチューバーのコレコレ氏とバトルを繰り広げていた。

きっかけは、コレコレ氏がTOMOROの豪華な住まいに対して「レンタルで借りれる」と指摘したこと。ブチ切れたTOMOROは動画で「こいつクソなめてんな」「クソガキ、六本木の洗礼を浴びせてやる」と予告。

さらに「そこらへんにいたら速攻で〇〇してやるよ」「俺の後輩は懲役刑が確定してるから何をさせても問題ない」など、ユーチューブのガイドラインに抵触するであろう言葉を多用し威嚇した。

その後、コレコレ氏と一旦和解したが、TOMOROの逮捕を受け、因縁が再燃。同氏は9日、自身のユーチューブチャンネルで「俺に殺害予告してたやつ。洗礼を浴びせる前に自分が国家の洗礼を浴びてしまいましたね。しょーもない! 世界の大統領とつながっているとか、フタを開ければただの見せかけ。給付金詐欺しないと食っていけない」と“口撃”した。

さらに同じくTOMOROから標的にされていたユーチューバーのみずにゃんも自身のチャンネルで「会ったら何されるかわからなかった。ジャスティン・ビーバーとコラボするだの、お金持ちアピールするやつは怪しいと思ってください。本当のお金持ちは見せびらかさない。フェイク野郎です」と切って捨てた。

TOMOROはかつてタレント加藤紗里の「元カレ」を公言していたが、加藤は頑なに否定。関係者によると「炎上女王の加藤ですら『関わりたくない』と避けていた。それだけヤバイ奴ということだ」と明かす。

当局はTOMOROの周辺者についても捜査を進めているという。

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