【K―1アワード2020】最優秀選手は木村が文句なしの受賞 ベストバウトは安保vs山崎

左から久松郁実、関根勤、木村〝フィリップ〟ミノル、武尊、魔裟斗(C)Kー1

立ち技格闘技「K―1」の「K―1 AWARDS 2020」が10日に都内で行われ、最優秀選手賞は木村〝フィリップ〟ミノル(27=ブラジル)が受賞した。

「K―1 AWARDS」はK―1 JAPAN GROUPが2020年に開催した大会を対象にした年間表彰式で、今年は新型コロナウイルスの影響もあり初の無観客での開催となった。全15部門で賞が発表され、最優秀選手賞(MVP)にはスーパーウェルター級級王者の木村〝フィリップ〟ミノルが、最高試合賞(ベストバウト)には「安保瑠輝也VS山崎秀晃」(9月22日、エディオンアリーナ大阪)が選出された。

木村は19年5月から10試合連続KO勝利中と圧倒的強さを発揮しており文句なしの受賞で「MVPに選んでいただき、すごく光栄に思います。これからはこの競技をもっと追求して、格闘技の面白さをどんどんたくさんの人に広めていけるような活動をしていきたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします」と話した。

エースの武尊はベストKO賞を受賞し「受賞させてもらったのはすごくうれしいんですけど、去年は僕個人としては1試合しかできなくて、ケガもあったり、コロナの影響で試合もできなかったりで、僕自身は満足できてないんですけど、またMVPを獲れるように今年1年も突っ走っていきたいなと思います。まずは3月28日のタイトルマッチ、しっかりベルトを守って最高のKO勝ちで勝って、その次につなげていきたいと思います」と、「K’FESTA.4~Day.2」(3月28日、日本武道館)レオナ・ペタス戦に向けて改めて闘志を燃やした。
各賞は以下の通り。

【最優秀選手賞】木村〝フィリップ〟ミノル
【最高試合賞】安保瑠輝也VS山崎秀晃(9月22日、エディオンアリーナ大阪)
【ベストKO賞】武尊
【技能賞】ゴンナパー・ウィラサクレック
【敢闘賞】K―Jee
【殊勲賞】椿原龍矢
【新人賞】菅原美優
【ベストスマイル賞(ファン選出)】朝久泰央
【ベストガールズ賞】小島みゆ
【功労賞】水町浩
【ベストGYM賞】月心会チーム侍
【アマチュア最優秀選手賞】黒川瑛斗
【ベストGYM賞】K―1ジム大宮
【ベストトレーナー賞】矢口哲雄
【ABEMA賞】芦澤竜誠

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