森喜朗会長の後任に川淵氏浮上 乙武洋匡氏が“高齢差別”を危惧「個人を見よう」

乙武洋匡氏

タレントで作家の乙武洋匡氏(44)が11日、ツイッターで“高齢差別”を危惧した。

“女性蔑視”発言で辞任の意向を伝えたとされる東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長(83)の後任として元日本サッカー協会・川淵三郎氏(84)の名前が挙がっている。しかし、早く一部で川淵氏が年齢を不安視する声も出ているようだ。

これについて乙武氏は「早くも後任候補が『高齢の男性』であることを批判するコメントが散見されるけど、女性差別も許されないなら、年齢差別も許されるべきではないはず」と指摘。

その上で「『女性は』『高齢者は』ではなく、個人を見よう」とし、新たな差別を生まないようにくぎを刺した。

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