藤井聡太2冠の〝王手〟で森喜朗会長が辞任!? 聖火ランナー辞退が臆測呼ぶ

藤井聡太2冠

女性蔑視発言で辞意を固めた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)を巡り、将棋の藤井聡太2冠(18=王位・棋聖)がとんだ目に遭っている。

この日、朝日杯オープン戦準決勝で渡辺明名人(36=王将・棋王)に勝利した藤井2冠だったが、一部メディアが東京大会の聖火ランナーの辞退を報じた。その直後に森会長辞任の一報が流れたため、ネット上では「藤井2冠の辞退が決定打」「藤井2冠が王手をかけ、森会長が投了」と憶測を呼んでしまった。

だが、実際に藤井2冠が聖火リレーを辞退したのは昨年秋で、森会長の失言騒動とは無関係。「辞退」と「辞任」のタイミングが合ったことで、思わぬ誤解が生じたようだ。

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