【大相撲】照ノ富士が挙式 お相手は3年前に結婚していたモンゴル出身女性「一番近くで復活するきっかけになった」

挙式した照ノ富士とツェグメド・ドルジハンドさん

大相撲3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)で大関復帰を目指す関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が11日、東京・江東区の富岡八幡宮でモンゴル出身のツェグメド・ドルジハンドさん(26)と挙式した。

師匠の伊勢ヶ浜親方(60=元横綱旭富士)も30数年前に結婚式を挙げた場所で、照ノ富士は「この日を楽しみにしてましたので、迎えることができて良かったなと思います」と、土俵では見せない穏やかな表情。この日は伊勢ヶ浜親方ら10数人が出席した。

2人の出会いは7年前。留学で日本に訪れていた新婦と共通の知人の紹介で知り合い、交際に発展した。照ノ富士は相手の第一印象を「美しい女性だなと」と振り返り、〝思い出の場所〟は「やっぱり近いのが隅田川なんで、初めてデートしたのもそこだし、やっぱり思い出ですね。たまにその初めての頃を思い出すためにそこに行きますね」と明かした。

プロポーズの言葉は「2人で幸せの家庭を築きたいので、自分が幸せにする努力をします」。婚姻届は2018年2月15日に提出した。これまでヒザの故障で一時は序二段まで陥落しながらも昨年7月場所で優秀した照ノ富士は「自分1人じゃできないことがたくさんありますし、だからこそ周りの支えっていうのが本当に大きかったし、その中で一番近くで復活するきっかけになったのは、やっぱり奥さんのおかげだなと思ってます」と感謝を口にする。

新婦の晴れ着姿を「派手ですね」と笑みを交えて話した元大関は3月場所に向けて「やっぱり大事な場所ですから、この結婚式を挙げて、いい成績で終わらせたいなと思います」と意気込みを語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社