【東京女子】辰巳リカ パートナー対決制しプリンセス王座初防衛! 白昼夢でタッグT出場へ 

パートナー対決を制した辰巳リカ(左)

11日の東京女子プロレス・後楽園ホール大会で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の辰巳リカが渡辺未詩(21)を下し初防衛に成功した。

タッグチーム「白昼夢」として19年11月にプリンセスタッグ王座を獲得したパートナー対決は、一進一退の熱戦になった。辰巳が必殺のドラゴン殺法で足4の字固めに捕獲したかと思えば、渡辺はカナディアンバックブリーカーで王者を背負ったままコーナーに上り、そのままダイブする荒技で観客をどよめかせる。それでも最後は辰巳が王者の意地で立ち上がり、ミサイル・ヒップアタックで渡辺を吹っ飛ばして3カウントを奪った。

試合後、マイクを持った辰巳は「強がって、余裕で勝てるとか思ってたけど全然そんなことなかった。すごかった…」と息も絶え絶えにポツリ。さらに「美詩がアイドルとプロレスの懸け橋になりたいって夢、これからも夢で応援したい。私にも東京女子を大きくしたいっていう夢がある。一緒にかなえていこう。まとめると、何が言いたいかっていうと、今度のタッグトーナメント、白昼夢で出ようよ!」と、タッグトーナメント「第1回〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント」(20日、成増アクトホール大会で開幕)出場を呼び掛けた。

渡辺もこれを断る理由はなく「ありがとうございます。また永遠に白昼夢で勝ち続けたいです」と即応じた。タイトル戦を経て絆を強めた2人は初代覇者となれるか。

また、セミで行われたプリンセスタッグ王座戦は、愛野ユキ、天満のどか組がシン・ウルトラショヲコ、ハイパーミサヲ組を下しV2に成功した。

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