森喜朗会長 今夜9時にIOCバッハ会長へ辞意を報告

森喜朗会長

女性蔑視発言が原因で辞意を固めた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本時間11日午後9時、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)に辞任の意志を伝えることが分かった。複数の組織委幹部が明かした。

森会長はこの日午後、後任として決定的とされる選手村村長で元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)と都内で面会。組織委幹部によると「森会長は自身の進退と後任をしっかり固めた後にバッハ会長に報告する手順を取った」という。

IOCは「この問題は終わった」とコメントした後、事態を重くて見て「完全に不適切」と声明を修正。森会長とバッハ会長は失言騒動後、初めての面会となる。

なお、森会長は12日に行われる組織委の臨時会合で正式に辞意を表明する。

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