第15回雲仙市美術展覧会「市展」(市文化連盟など主催)が11日、長崎県雲仙市愛野町の愛の夢未来センターで始まった。14日まで。
日本画や洋画、彫刻、書、写真など7部門で、市内の美術愛好家ら140人が応募した計172点を展示。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、開会セレモニーや作品解説を中止した。
会場には、雲仙のおしどりの池を描いた日本画、百花台公園の洋画、自然の中で遊ぶ子どもたちの写真など、市内の風景や市民の日常を切り取った作品が並ぶ。
実行委員長の山中凱和(よしかず)・市文化連盟副会長は「コロナ禍でも例年より出展が多く、じっくり取り組んだ作品が目立つ」と話している。
絵画や書 市民の力作172点 雲仙市展、14日まで
- Published
- 2021/02/11 23:43 (JST)
- Updated
- 2021/02/12 09:49 (JST)
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