桑原あい、ボン・ジョヴィのカヴァー「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」先行配信&選曲担当したシシド・カフカからコメントも

(c)垂水佳菜

ジャズ・ピアニストの桑原あいが、4月7日にリリースするキャリア初のソロ・ピアノ・アルバム『Opera』より、2曲目の先行曲となる「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」の配信がスタート。

「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」は、言わずと知れた世界的ロック・バンドのボン・ジョヴィが1986年に発表した、彼らの代表曲のひとつである名曲で、桑原と親交の深いシシド・カフカが「桑原あいのピアノで聴いてみたい!」とリクエストを寄せ録音された。編曲は桑原が行い、オリジナルではギターが奏でていたメロディ・ラインをピアノに置き換え、サビまでの盛り上がりを美しい旋律で表現した。また、随所に桑原の即興演奏が光る点も聴きどころだ。

シシド・カフカは今回のアルバムで、本楽曲をセレクトした理由について「あいさんの力強くしなやかな演奏が大好きで、そんな彼女が弾けられる曲をとリクエストさせて頂きました。」と語っており、仕上がりに関しては「想像以上に繊細に、そして期待以上に力強い仕上がりにニヤニヤが止まりません。早くライブで聴きたい!」とコメントを寄せている。

4月に発売となる『Opera』は、桑原にとって通算10枚目(企画盤含む)となるアルバムで、持ち前の表現力で彩り豊かに奏でられた名曲のカヴァーを中心に構成されている。録音はクラシック・コンサート専用ホール「東京オペラシティ リサイタルホール」にて3日間にわたり実施。収録されている楽曲のうち5曲は、桑原の音楽を愛する著名人に選曲を依頼し、シシドのほかに、山崎育三郎、立川志の輔、社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、平野啓一郎が参加し、「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」をはじめ、これまで桑原のレパートリーにはなかったジャンルを超えた楽曲が収録される。

また、アルバム発売日の前日にあたる4月6日夜には、録音場所である「東京オペラシティ リサイタルホール」にて発売記念コンサート「OPERA」が開催されることが決定。サイン入りCDの最速即売も予定されており、アルバムの世界観をいち早くライヴで体感できる機会となっている。

■リリース情報

桑原あい

『Opera』

2021年4月7日(水)発売

SHM-CD UCCJ-2189 3,300(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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<収録曲>

1.ニュー・シネマ・パラダイス (エンニオ・モリコーネ)

2.リヴィン・オン・ア・プレイヤー (ボン・ジョヴィ) シシド・カフカ 選曲

3.レオノーラの愛のテーマ (アストル・ピアソラ)

4.ロロ (エグベルト・ジスモンチ)

5.ワルツ・フォー・デビイ (ビル・エヴァンス) 立川志の輔 選曲

6.星影のエール (GReeeeN) 山崎育三郎 選曲

7.ゴーイング・トゥ・ア・タウン (ルーファス・ウェインライト)

8.ミスハップス・ハプニング (クアンティック) 社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS) 選曲

9.エヴリシング・マスト・チェンジ (クインシー・ジョーンズ) 平野啓一郎 選曲

10.ザ・バック (桑原あい)

11.デイドリーム・ビリーヴァー (ザ・モンキーズ)

( )内はオリジナル・アーティスト。

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