お笑い芸人の小籔千豊(47)が12日、毎日放送「ミント!」に出演し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の辞任表明について言及した。
〝女性蔑視発言〟が発端となったが、小藪は「一部の発言を切り取って、印象を強めようという報道は別に今回だけでない」とした上で「僕も最初ネットかなんかで文字見たとき『あ、えらいこと言いはったな』と思ったんですけど、全文読んだら、多分みんな印象代わると思うんですよ」と分析。
さらに「別に今回だけじゃなくて、どっかの市長の発言も切り取ってバン!って出たら『えらいこと言うたんやな』と。でも全部のこと見たら『そらしゃあないわ』って人、多かったと思うんです。変な発言したから『おい責任とれ! 辞めろ!』っていう空気にするなら、変な切り取り方して、後任決まらへんような状態にした報道の仕方をした人も、辞任とかせなあかんのちゃうかなと」とメディアにも責任ありとした。
これを受け、司会の大吉洋平アナウンサーは「いろんなメディアがあって、いろんな使え方があったと思うが、少なくともミント!に関しては、『女性は素晴らしい存在だと思います』といったところから放送しました。そこに関しての今回の波というのもあるでしょうし、ポイントはその後の謝罪会見でさらに批判が強まったという部分もあるのかもしれません」とコメントした。