2021年1月15日(金)に開幕し、今年はバーチャルでの開催となったカスタムカーの祭典「東京オートサロン2021」。実車を見ることはかなわなかったが、2021年も各社から多数のアウトドア系カスタムカーが出展されていた。今回のGo To OUTDOORでは、出展車両の中からメーカー純正のカスタムカーをセレクト! ちょっと真似してみたい、技ありな5台をご紹介する。
話題騒然の“ダイハツ タフト クロスフィールド Ver.”
理屈抜きでカッコいい!
毎回、アッと驚くカスタムカーを出展するダイハツだが、今回の東京オートサロン2021では、2020年6月10日(水)に発売した新型軽クロスオーバーのタフトをベースに、凄いカスタムカーを誕生させた。その名は「タフト クロスフィールド Ver.」。
車高をリフトアップさせただけでなく、前後のオーバーハングを切り詰めたことで、見た目にも走破性の高さが実感出来るデザインとなった。理屈抜きでカッコいい1台だ。
速攻でカスタマイズされた“日産 ノート プレイ ギア コンセプト”
クロスオーバー感覚が味わえる技ありカスタム
2020年12月23日(水)にフルモデルチェンジを実施したばかりの日産 新型ノートをいち早く「NISSAN NOTE PLAY GEAR CONCEPT(日産 ノート プレイ ギア コンセプト)」としてカスタマイズし話題を呼んだ。
エアロパーツを主に、都会が似合うクールなドレスアップが加えられたいっぽうで、ルーフに大型のルーフボックスを備えたことで、アウトドアのニーズにも対応。それだけでちょっとしたクロスオーバー感覚も味わえる、技ありなカスタムカーに仕上がった。
アウトドア派のカスタマイズとして、ちょっと真似してみたいスタイルだ。
アウトドア派に直球ど真ん中!“ホンダ フィット CROSSTAR カスタム”
真似してみたいカスタマイズ
ホンダは、コンパクトカー「フィット」のコンパクトSUVモデル“フィット クロスター”をベースに、「FIT e:HEV CROSSTAR(ホンダ フィット イー・エッチイーブイ クロスター)カスタム」を参考出品した。
流行りのアースカラーに塗られ、車高も程好くリフトアップ。オリジナルのグリル&フロントバンパーデザインもばっちり決まっている。
アウトドア派にはたまらない、直球ど真ん中な1台と言えるだろう。
夢のバンライフを表現した“ホンダ N-VAN 3rd Place VAN”
古いキャンピングトレーラーを想わせる素敵な佇まい
ホンダが参考出品したN-VAN カスタム「3rd Place VAN(サードプレイスバン)」は、欧米発祥の「VAN LIFE(バンライフ)」をテーマに、旅をしながら生活するという自由なライフスタイルをN-VANで表現した。平日はカフェ、週末は車中泊カーとして活用出来る。
手作り感溢れるインテリアで、実際にN-VANユーザーにとっても真似したくなる小技があちこちに隠れている。アメリカの古いキャンピングトレーラーを想わせるエクステリアの佇まいも素敵だ。
動くオフィス“日産 NV350キャラバン OFFICE POD CONCEPT”はオフでも楽しい
サラッと手の込んだカスタマイズ技の数々にも注目
アクティブなアウトドア派にも人気の高い日産 NV350キャラバンをベースにした「 OFFICE POD CONCEPT(オフィス ポッド コンセプト)」は、なんと車内が拡大する仰天の仕掛けがが搭載されている。その名の通り、モバイルオフィスの提案だが、ルーフバルコニーも設置され、オンオフで使い分け可能というのが楽しい。
派手な飛び道具にばかり目が行ってしまうが、ダークメッキ仕上げのフロント周りやリフトアップの雰囲気など、実は手が込んだカスタムメニューもサラッとひと通りこなしている点にも注目だ。
[筆者:MOTA編集部]