元衆院議員の宮崎謙介氏(40)が12日、TOKYO MX「バラいろダンディ」金曜メインキャスターとして出演。辞任を公表した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任を巡り、適材だという人物の名を上げた。
同日、森会長は都内で行われた組織委員会の臨時会合で辞任を公表。「東京五輪を開催するための準備に私がいることが妨げになってはならない」と辞任理由を明かすも「私は当時そういうものを言ったわけじゃないんだが、多少意図的な報道があったんだろうと思いますけど、女性蔑視だということになりまして。この一言でこういう風になったということは、長い83年の歴史の中で本当に情けない」とコメントした。
この森会長の辞任会見にラッパーの宇多丸(51)は「気が遠くなりましたね。分かっちゃいたけど、マジで何が悪いか分かってない」と苦言を呈した。
以前の報道では、日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏(84)が会長の後任として浮上していたものの、川渕氏が辞退し白紙となった。
番組では「次期会長にふさわしい人物は」でトークが展開。「浅草キッド」の玉袋筋太郎は「長嶋一茂がいいんじゃない。あの図太さとスポーツもやってたし…って、あり得ないけど」とボケを挟んだ。宮崎氏は橋下聖子五輪相(56)を引き合いに出しながらも「丸川珠代さん。女性ですしオリパラ大臣も経験してます」と元テレビ朝日アナウンサーで自民党議員の名を上げた。