久保建英 仏紙の20歳以下トップ50選手入りならず「ビリャレアルで姿を消した」

久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が、フランス紙「レキップ」選定の20歳以下(2001年以降生まれ)のトップ50選手にも入らなかった。

同紙が選んだランキングによると、スペイン1部バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティ(18)。バルセロナで定位置をつかんだ矢先の昨年11月に左膝を負傷して戦線離脱中だが、今季公式戦10試合5得点2アシストをマークしている。同じくバルセロナの活躍するMFペドリ(18)は4位にランクインした。

一方の久保は50位以内にラインクインしなかった選手として取り上げられた。韓国代表MF李康仁(19=バレンシア)とともに「スペイン1部リーグで2人のアジア人がいるが、まだ向上の必要がある」と指摘。久保に関して「(昨季)マジョルカにレンタルされていたときは素晴らしかったが、ビリャレアルで姿を消した」。出場機会を失った今季前半が、評価を落とした理由のようだ。

ただ「現在はヘタフェにレンタルされ、復活しつつある」とも指摘している。おそらく1月に新天地デビューしたばかりの状況を指しているのだろう。ヘタフェではノーゴールが続き、保有元であるレアル・マドリード戦(9日)ではスタメンを外れた。〝日本の至宝〟は再び評価を上げることはできるのか。

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