鷹・周東佑京、志願のA組合流 紅白戦開始を前に「早く競争に加わりたかった」

A組に合流したソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】

「レギュラーになるために自分から監督に言いました」

ソフトバンクの周東佑京内野手が宮崎キャンプ第4クール初日となった13日から、明石健志内野手と共に主力の集うA組に合流した。右肩のコンディション不良でB組スタートだった周東だが、自ら志願しての早期A組合流となった。

この日は雨のため室内練習場での練習となり、フリー打撃などで汗を流した周東。練習後には「B組でA組の選手を見ている中で焦りはありましたけど、合流してみて気が引き締まりました。(肩は)投げていて痛みも怖さもないので大丈夫だと思います」と語った。

昨季も痛めていた右肩のコンディション不良。まだ状態は万全とは言えないものの、自らが志願しての第4クールからのA組合流に。「レギュラーが確約されているわけではないし、自分でもレギュラーだとも思っていない。自分も早く競争に加わりたかった。万全になってから、と言ってもらっていましたけど、レギュラーになるために自分から監督に言いました」と明かした。

第4クールからは紅白戦も予定されており、いよいよ実戦モード、競争も本格化する。「足は分かってくれていると思うので、その他の部分で守備、打率、全ての面でアピールしたい」と、周東は意気込みを語っていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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