大河最終回に登場し存在感を存分アピールした板垣瑞生

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7日に最終回を迎えた長谷川博主演のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に織田信長の小姓として知られる森蘭丸役で板垣瑞生が初登場した。

板垣の大河ドラマ出演は、終盤に長州藩最後の藩主・毛利家の毛利元昭を演じた2015年「花燃ゆ」以来5年ぶり2作目となった。

劇中では、板垣演じる蘭丸が、染谷将太演じる信長に粗相をした長谷川演じる明智光秀を「上様に粗相をなさったな!無礼であろう!下がれ!」と叱責し追い打ちをかけ光秀に投げ飛ばされ、その屈辱も一因でクライマックスの「本能寺の変」につながることになった。

「すっかりイケメンのイメージの蘭丸だが、これまで各ドラマではTOKIO・松岡昌宏、ウエンツ瑛士、King&Prince・永瀬廉、竜星涼、Hey!Say!JUMP・中島裕翔、そして染谷も演じているが、板垣の蘭丸も視聴者にかなりのインパクトを残したはず」(芸能記者)

東京生まれの板垣は、10歳の時に母親と渋谷で買い物をして帰る途中で忠犬ハチ公像前でスカウトされる。それまではスカウトされても断っていたが母親の勧めもあり現事務所「スターダストプロモーション」に所属。

2014年に映画「闇金ウシジマくん Part2」で映画デビュー。15年公開の映画「ソロモンの偽証」で、約半年に渡る邦画史上最大規模のオーディションを経て、1万人の参加者の中から準主役・神原和彦役に選ばれ、謎の美少年として注目を集め「日本映画批評家大賞」の新人男優賞を受賞。

14年11月から20年1月までボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとして音楽活動し、その後、俳優業に専念。

20年度前期放送の「エール」でNHK連続テレビ小説に初出演を果たすなどノリに乗っているが、今年は飛躍の年になりそうだ。

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