マンU・FWカバーニ 来季は南米復帰か リケルメ氏が〝直電〟でラブコール

カバーニ(ロイター)

欧州サッカーシーンに数多くの歴史を刻んできたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(33=マンチェスター・ユナイテッド)が、欧州に別れを告げる時が近づいているようだ。12日付のスペイン紙「マルカ」は、カバーニが今季終了後に南米に復帰し、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズに移籍する可能性が高まったと報じた。

2005年に母国のダヌービオでプロデビューしたカバーニは07年にイタリア1部パレルモ入り。以後、同国のナポリでもプレーし、13年にフランス1部パリ・サンジェルマンに移籍し、20年までの7シーズンでリーグ戦200試合出場、138得点を挙げ、エースの名に恥じない活躍を続けてきた。

今季からマンチェスターUに戦いの場を移し、ここまで公式戦23試合出場で7得点。だが来季の契約については不透明で、若返りを図りたいクラブ側が契約延長に消極的な姿勢を見せているという話も聞こえてきている。

そんな中、元アルゼンチン代表でボカ・ジュニアーズの副会長を務めるファン・リケルメ氏(42)から直接電話があったという。「彼は私に電話をしてきて、愛情を示してくれた。私を説得するのではなく、私に敬意を示してくれた。それに感銘を受けた」と熱いラブコールを送られたことを明かした。

マンUでの扱いに不信感すら持っている中での熱烈オファー。ウルグアイの英雄はどんな答えを出すのか。

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