【日曜日の絵本】こんなパン屋さん行ってみたい!どうぶつパンの絵本

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本

みんなが眠っている真夜中に、パン屋さんでなにが起きているのでしょう。二人組の人気絵本作家が描く、元気いっぱいなどうぶつパンたちのお話です。パンにまつわる愉快な一冊をどうぞ。

どうぶつパンパン
作:ザ・キャビンカンパニー
出版社:白泉社

家の窓にはぐっすり眠る子どもたちの姿が見えています。近くのパン屋さんに明かりがついていること、みんな知っているのかな。パンのいい匂いに包まれて、どんな夢を見ているのかな。物語のはじまりのページを眺めているだけで、いろいろ想像がふくらみます。

さあ、パン屋さんの中に入ってみましょう。テーブルの上には大きなパン生地がのっています。どうぶつパンがいったいどんなふうにできあがるのか、そっとのぞいてみてみると……。

クリームぞうパン、ゴマゴリラパン、たこすみパン、ウィンナーラッコパン、はりねずみカレーパン、それから、それから。ああ、おいしそう、楽しそう。こんなパン屋さんがあったら毎日通いたいです。お店の前はちょっとした広場みたいになっているみたい。パンを食べつつ、通りをいく人たちを眺めるのも楽しそうですね。今日はパレンタインデーの日曜日、「チョコパンだ」を買って帰ろう。

イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。

楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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