デーブが加熱する森会長批判を疑問視「芸能人も辞めるまでやっつけるとか、数の暴力でやっている」

デーブ・スペクター

テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが14日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視発言で引責辞任したことに、コメントした。

森会長は、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会での「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」などという発言が女性蔑視だと批判を受け、会長を辞任した。

SNS上などでは、森会長の発言の一部を切り取ったことが印象を強め、批判が過熱し、ネットリンチなどが発生したこと問題などについて取り上げた。

デーブは「最近こういうことが起きていて、芸能人も辞めるまで、やっつけるとか。数の暴力でやっている」と指摘した。

一方で、森会長の発言は会合内であったことだとし「もともとリーク情報で、肉声、音声情報がどこにも出ていない」「本来ならば、全部(発言を)聞いたニュアンスが、女性を軽蔑しているのではなくて、女性の話が中身があるから長い、とか色々な取り方ができる」と話した。

さらに「やるんだったら、全部聞かせる。JOCは(森会長の全ての音声などを)出すべきだったんですよ」と意見を述べた。

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