雪崩の恐さ 体験で実感 上越で親子向け防災教室

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ビーコンやゾンデ棒を使い、ぬいぐるみを捜索する親子=13日、上越市

 親子が雪崩について学ぶ教室が13日、新潟県上越市板倉区の地すべり資料館で開かれた。雪に埋めたぬいぐるみを“遭難者”に見立て、実際に捜索活動を体験。雪崩の怖さを実感していた。

 県などでつくる「地すべり資料館運営協議会」が主催。市内外の親子7組19人が参加した。

 講座では、県上越地域振興局妙高砂防事務所の職員が、「古い雪の上を新雪が崩れ落ちる表層雪崩のスピードは、新幹線と同じくらいの速さがある」と説明。「木のない斜面は発生しやすく危険」と注意を呼び掛けた。

 続けて、参加者は雪に埋めたクマのぬいぐるみの捜索を開始。遭難時に位置を知らせるビーコン(電波受発信器)を使って見つけ、長さ3メートルほどのゾンデ棒を雪に刺して探し当てた。

 長岡市から参加した小学5年生の男子児童(11)は「ぬいぐるみが近くにいたのに正確な場所が分からなくて大変だった。スキー場ではコース外に行かないよう気を付けたい」と話した。