タレントの上沼恵美子(65)が14日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、森喜朗元首相が〝女性蔑視発言〟で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任した問題について語った。
上沼は「偉い立場の責任者ですからそれをわきまえて、家で言うとったらよかったんやけどね。差別じゃなくて区別するの好きやね、この人」と指摘。「どうしても『男は――』『女は――』っていうの言う。この人に(言うの)やめろって言っても、ずっと言いながら死んでいくと思いますよ」とぶった斬った。
発言に至った理由については「この人はこんなことばっかり家で言うてるんちゃいますの。差別じゃなくて区別なんですよ。男と女を区別して考えて物言うて、ウケたことがあるんでしょう。癖ですわ癖」と分析。
さらに「女の方が偉大であるとまで思わなくていいんだけども、全然違うのよ。男と女は全く違うもの。どっちが偉いとかどっちが劣ってるなんてこと絶対言うたらあかんし、一番言うたらいけない立場。総理大臣までやった人なんですけども、なんかその辺がぬるいな。脇が甘いんやな。側近が絶対注意できない。これだけ偉い人やったら。ちょっと裸の王様になってますよ」と忠告し「ちょっとお年召されましたね。10年ぐらい前のお写真が出ますと。落ち込んではったでしょうし。ゆっくりされたらどうですか、森さん!」と進言した。