巨人・原監督 沖縄行き切符掴んだドラ5・秋広へゲキ「弱肉強食の中で戦う」

〝超大型ルーキー〟が、沖縄への切符を勝ち取った。巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付高)が14日、一軍・沖縄キャンプへのメンバー入りを果たした。

この日は雨天中止となった紅白戦に代わり、シート打撃で戸郷や高梨ら一軍の主力級投手陣と対戦。全打席で初球から狙いに行く積極性を見せると、畠を迎えた4打席目では中前打を放ち、原監督からは「センター前!」と笑顔で称えられた。

一線級の先輩投手から放った一打は、実りあるものとなったようだ。「やっぱり積極的に振っていくのが自分の持ち味だと思う。センター前は初球だったんでそこは自分としては良かったと思います」。

これまで行われた紅白戦2試合では、7打数5安打と大暴れの活躍を見せ、新人ながら一軍キャンプ帯同が決定。期待のルーキーにとっては、また1つ上のステージへの挑戦となるが、指揮官はあえて厳しい言葉を選んだ。

「もちろん、新人、18歳というのはあるけれども、やっぱり一軍というのは年齢は関係ないからね。一軍メンバーと合流したからには、そういうものは関係ないわけだから。そこは弱肉強食のね、その中で戦うわけですから」と、開幕一軍入りをかけた争いの激化を期待。秋広にとっての本当の戦いが、間もなく始まろうとしている。

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