久保建英 2戦連続のスタメン落ちか アピールの場さらに少なく…

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が14日のレアル・ソシエダード戦で2試合連続スタメン落ちする可能性が出てきた。

スペイン各紙は前日まで久保の先発復帰を予想していたが、同国紙「マルカ」は試合当日の先発メンバー予想でホセ・ボルダラス監督(56)が従来の4―4―2システムを採用し、久保が先発から外れると指摘した。

久保はヘタフェ加入直後のエルチェ戦では活躍し、その後4試合連続で先発に起用された。だが試合を重ねるにつれてパフォーマンスが低下し、9日に行われた保有元であるレアル・マドリード戦では先発落ち。途中出場したが低調なプレーで指揮官から苦言を呈され、現地メディアからも酷評が相次いでいた。

直近の試合で3敗1分けとチームは降格の危険性も出てきており、ボルダラス監督の解任論も浮上。指揮官はなんとしても結果を出さなければならず、1月に加入した久保とMFカルレス・アレニャ(23)を外して勝負に出る構えだ。

窮地の久保は少ないチャンスで結果を求められそうだ。

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