グラビアもできる演歌歌手・望月琉叶がバレンタインデーに初のソロコンサート

初のソロコンサートを行った望月琉叶

昨年7月22日にシングル「失恋慕情」で演歌歌手としてソロデビューした望月琉叶(もちづき・るか=24)が、バレンタインデーの14日、東京・台東区の雷5656会館・ときわホールで「望月琉叶コンサート~look at me~」と銘打った初めてのコンサートを開いた。

望月は、2015年2月に「演歌を世界へ」を合言葉に結成されたアイドルグループ「民族ハッピー組」のメンバー。同グループに加入後もソロライブで演歌を歌ったり、「週刊プレイボーイ」「FRIDAY」などの雑誌グラビアで水着姿を披露して「グラビアもできる演歌歌手」という異名もとって人気急上昇中だ。

この日は、新型コロナウイルス感染症防止のためソーシャルディスタンスを保ち、それぞれ座席を半分にして、昼夜2回公演で300人を動員した。

熱烈なファンの熱い視線が静かに見守る中、「失恋慕情」のカップリング曲「小夜時雨」でオープニングの幕を開けると「短い時間ですが、楽しんでいきましょう」とあいさつ。自身の演歌のルーツとなった曲から美川憲一の「柳ヶ瀬ブルース」などカバー曲を歌唱後、望月が所属しているアイドルグループ・民族ハッピー組が応援に駆けつけ、続けて、彼女たちの17日発売の新曲「試験管ライフケミストリー」「代田橋ラプソディー」を歌ってステージに花を添えた。

後半は、やはり演歌歌手の夢を持っていたという母親が好きだった昭和の名曲をカバー。高田みづえの「私はピアノ」、松田聖子の「赤いスイートピー」などを歌唱した後、4月28日発売予定のセカンドシングル「面影・未練橋」を初披露した。

望月は「皆さん、本当にこのようなご時世の中、たくさんお集まりいただき、ありがとうございました。初めてのソロコンサート、とてもすてきなステージになりました。まだスタートラインに立ったばっかりなので、また次のコンサートもできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いします」と締めた。

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