【DDT】青木真也が初のタッグベルト奪取「巻いてみると意外と座りがいい」

新王者になった青木真也

14日のDDT・カルッツかわさき大会で、KO―D8人タッグ王座決定戦が行われ、〝バカサバイバー〟青木真也(37)がベルト奪取に成功した。

同王座はこれまで10人タッグ王座だったが、社会情勢を鑑みてリング上での密を避けるため、8人タッグに変更された。出場する選手が2人減ったらそんなに変わるものなのか…という疑問はさておき、青木はスーパー・ササダンゴ・マシン、アントーニオ本多、平田一喜と組んで高木三四郎、男色ディーノ、大鷲透、大石真翔組と対戦。試合はメンバーの並びから想像がつく通りの〝すったもんだ〟な展開になったが、本多が創作昔話を語り、青木がスリーパーを決めて尻を出し、平田が踊ってベルトを獲得した。

初めてシングル以外の王座をまいた青木は「ユニットを組むとか、そういうことはキャリア上なかったけど、巻いてみると意外と座りがいい」と上機嫌。ササダンゴは「はたから見たら寄せ集めの8人に見えるかもしれないが、これが始まりです。この4人で、全団体のあまりものたちと試合がしたい。全世界…いや、日本中の団体。総合でも立ち技でも相撲でも」とぶち上げた。

一方、最後に平田に丸め込まれベルトを逃した高木は「ポカした。ポカしちゃった…」とぼうぜん状態だった。

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