14日の女子プロレス「スターダム」東京・後楽園ホール大会で、ゴッデス・オブ・スターダム選手権が行われ、「ドンナ・デル・モンド(DDM)」の〝舞ひめ〟こと舞華&ひめか(23)が王者の「大江戸隊」ビー・プレストリー(24)&小波(24)を破り、第20代王者となった。
試合は場外でも大江戸隊とDDMのセコンド陣が小競り合いする荒れた展開。試合にも介入する大江戸隊にてこずらされたが、最後はビーのカミゴェをキャッチしたひめかがそのまま首固めで丸め込んで勝利を奪った。
マイクを握ったひめかが「(団体10周年大会の)3月3日、日本武道館、私たち2人がチャンピオンとして出たい」とアピールする。
すると大江戸隊の刀羅ナツコ(30)と鹿島沙希(27)がリングに上がり、刀羅が「その話、ウチら〝豚もやし〟が乗ってやる。ひめか、お前はスターダムに来た理由も肉体改造も中途半端。タッグとしても中途半端。武道館でどっちの絆が強いか試してみようか」と挑戦を表明した。
ひめかは「肉体改造のことはお前には一番言われたくない。挑戦、受けてやるよ」とこれを受諾。激しさを増すDDMと大江戸隊の抗争は、大舞台でも王座戦として繰り広げられることになった。
バックステージでは舞華が「ついに〝舞ひめ〟が念願のゴッデス王座を奪うことができました。でも、これからがスタート。DDMで今年こそはベルト総取りの夢をかなえてみせる」と宣言。
ひめかはうれしさに涙を見せたものの、武道館の話に移るや「私たちが豚もやしに負けるわけない。肉体改造? 3・3までにやってやるよ。DDMなめんなよ!」と怒りを爆発させて控室に消えた。