スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)は14日のレアル・ソシエダード戦に途中出場したが、またも無得点に終わりチームは泥沼の3連敗となった。
低調が続いている久保は2試合連続のスタメン落ちでベンチスタート。0―1と劣勢で迎えた後半13分に攻撃の切り札としてMFカルレス・アレニャ(23)とともに投入された。
久保を同21分に直接FKのキッカーを務めるも簡単にブロックに阻まれてしまいチャンスを逸する。得意のドリブルやクロスで状況を打開する姿勢は見せたものの、ボールに絡む回数は少なくインパクトを残せないまま敗戦を喫した。
ヘタフェは6日のセビリア戦、9日のレアル・マドリード戦、この日のRソシエダード戦と強豪との3連戦を終えたが、久保は全くいいところなく格上との実力差がはっきりと露呈してしまった。
今後どのように巻き返すのか。日本の至宝が試練の時を迎えている。