クリーニング大手の(株)白洋舎(TSR企業コード: 291058604、大田区、東証1部)は2月15日、在宅勤務の広がりでワイシャツのクリーニング需要減などが響き、2020年12月期(連結)の最終利益が31億5900万円の赤字だったと発表した。ホテル向けのリネンサプライは「Go To トラベル」で期末に回復したが、期中の不振が影響した。
2020年12月期(連結)は売上高391億4600万円(前期比22.1%減)、営業利益47億4200万円の赤字(前期2億900万円の黒字)、当期純利益31億5900万円の赤字(同600万円の赤字)だった。
白洋舎は、所有していた不動産や株式を売却するなど財務の立て直しを進めている。また、不採算店舗の閉鎖や工場再編のほか、クリーニング事業の「非接触」を考慮し、店舗から集配やネット宅配への移行も急いでいる。
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