【Krush】斗麗 フェザー級王座奪取に自信「自分が下がらなかったら大丈夫」

練習を公開した斗麗(左)-(C)K-1

立ち技格闘技イベント「Krush.122」(27日、東京・後楽園ホール)でフェザー級王者の新美貴士(27)に挑戦する斗麗(とうま=18)が、京都市内で練習を公開した。

昨年行われた第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントを右手首キーンベック病を理由に欠場した斗麗。右手を使えない期間も「左手と蹴りの練習をやって、できる範囲の筋トレもやっていました」と振り返る。

復帰戦となった昨年12月の後楽園大会では欠場前と変わらぬ動きで稲津航大を1ラウンドでKO。トレーニングも順調だ。

新美とは2019年8月のK―1大阪大会で対戦し、判定勝利を収めた。斗麗が欠場したトーナメントを豊富なスタミナと圧倒的な手数で制しているが「めちゃ前にガンガンきて面倒くさいタイプ。でも自分が下がらへんかったら全然大丈夫かなと思ってます」と自信をのぞかせる。

勝てばプロ初戴冠となるが「ベルトをもらえたらうれしいですけど、僕が目指しているのはそこじゃない。K―1のベルトを目指しているので、ここはしっかり勝たないかんなと思います」と語気を強めた。

K―1の年間最大イベント「K’FESTA.4 Day.1」(3月21日、東京ガーデンシアター)では王者・江川優生と椿原龍矢によるK―1フェザー級タイトルマッチが行われる。斗麗もこの一戦を意識しており「同じフェザー級やし、今後どちらとやるにしても負けたくない。試合内容も含めて(江川対椿原には)全部負けたくない」と対抗意識を燃やした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社