全日本柔道連盟(全柔連)の中里壮也専務理事が15日、オンラインでメディアの取材に応じ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の辞任表明について言及した。
中里氏は「すでに辞意を表明されているので、いまさら何ということもない」と慎重な口ぶりで前置き。ことの発端は〝女性蔑視発言〟だったが「全柔連としては、従来より例えば女性活躍アクションプランを決議したり、障がい者柔道も進めている」と競技団体として多様性を見ながら進んでいることを強調した。
森氏の後任人事に関しては「もう結論めいたもの、後任がどうなるかは我々は関知できることはないので、そういう段階に来てるのかなとは思う」と語るにとどめた。