堂安律が負傷で途中交代 大雪のBミュンヘン戦を3―3大金星逃す

大雪の中で行われた試合で堂安は負傷(ロイター)

日本代表MF堂安律(22)とMF奥川雅也(24)が所属するドイツ1部ビーレフェルトは15日(日本時間16日)、アウェーで首位バイエルン・ミュンヘンに3―3で引き分けた。大雪の中で行われた試合に先発した堂安がアクシデントに見舞われた。

ビーレフェルトは、クラブW杯を制覇した世界王者から前半に2点をリードを奪うなど、大奮闘。しかし、後半3分にポーランドFWロベルト・レバンドフスキ(32)にゴールを許し、4分に引き離したものの、12分、24分に失点。結局は3―3と引き分けて大金星を逃した。奥川の出場機会はなかったが、堂安は前半41分に負傷で途中交代となった。

堂安は前半35分ごろに右ヒザ周辺のアイシングを受け、その後もしばらくプレーを続け、40分ごろ、相手と競り合いながらドリブルで攻め込んだ後、ピッチを後にした。まだクラブから公式発表はないものの、今季はリーグ戦で全試合にスタメン出場している堂安が離脱となれば、現在16位のビーレフェルトにとって、今後の1部残留争いに大きな影響を与えるのは避けられない。

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