【全日本】CIMA「どの程度の修羅場くぐったの?」ジュニア王者・岩本を挑発

王者・岩本(左)の「余裕」に反応したCIMA

「ストロングハーツ」の〝カリスマ〟CIMA(43)が、全日本プロレスの世界ジュニアヘビー級王者・岩本煌史(30)を挑発だ。

20日名古屋国際会議場大会の同王座戦で激突する2人は16日、オンライン会見に出席。初挑戦となる世界ジュニア王座について「印象で言ったら渕(正信)さん。おそらく中学生とかのころにプロレスを見始めて、渕さんやダニー・クロワットが争っていたイメージ。2000年代に入ってからの世界ジュニアっていうのは無知です」と語ったカリスマは「僕の中で大一番だと思っている。CIMAの歴史にとって非常に重要な一戦になる」と位置づけた。

ところが、王者の岩本が「最大の難敵だとは思うけど、いろいろな人とやってきてるんで大丈夫かなと思ってます」とコメントした直後だった。CIMAは表情を一変させ「確かにいろいろな選手とやってきたんでしょうけど、引っかかるのが『俺は何でも知ってます』みたいな感じで来られるのはどうかなと。何を知っているのかなっていうのは正直、映像では伝わってこなかったんで。もっとガガガッときてほしいんですけど」と指摘。

岩本が「僕も僕なりに修羅場をくぐってきたと思うので」と応戦すると、CIMAは「小さい修羅場もあれば大きい修羅場もある。日本だけの修羅場もあれば、世界の修羅場もある。どの程度の修羅場をくぐってきたのか、ぜひリング上でこのCIMAに見せてほしい」と挑発的なメッセージを送った。キャリア、経験値は挑戦者が上回るのは確か。注目のタイトル戦になりそうだ。

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