武豊がe―Taxで確定申告 スマホ歴約半年でも「スムーズにできた」

スマホを操作する武豊(左)

JRAの武豊騎手(51)が16日、大阪国税局でスマートフォンを利用した確定申告システム「e―Tax」を体験した。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、確定申告会場の混雑緩和と3密回避を図るため、これまでのパソコンだけでなくスマホでもe―Taxが利用可能となった。

武はスマホを使い始めて「半年くらい」で、今もガラケーと両用しているという競馬界屈指の〝アナログ派〟。納税に関するイベントに登場するのは初めてだそうで、国税局関係者は起用の意図について「武さんを起用することで、多くの人にe―Taxを知ってもらいたかった。スマホ初心者とは存じませんでした」と苦笑した。

それでも、武は関係者の手ほどきを受けて、あっという間に入力完了。「画面の案内に従ってわかりやすく簡単でした。スマホは得意じゃないんですが、スムーズにできました」と笑顔を見せると「今は新型コロナウイルスの感染拡大の中なので、e―Taxのような非接触型の確定申告ができるのはいいことだと思う。簡単なので一人でも多くの方にトライしていただければ」と呼びかけた。

今週末には今年最初のGIとなる「フェブラリーS」が行われ、インティに騎乗する。51歳で挑む最後のGIにもなるが「なんとか勝って、来年もここで確定申告したいなと思います」と意気込んだ。

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