「50日に1回」NHK党・大橋副党首 茂木健一郎氏にNHKの不祥事実態を報告

NHK党の大橋副党首(左)と茂木健一郎氏

「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(NHK党)の副党首で、千葉・柏市議の大橋昌信氏(45)が16日、自身のユーチューブ公式チャンネルで、脳科学者の茂木健一郎氏(58)に「NHKは50日に1回のペースで犯罪が起きている」と〝回答〟した。

15日に都内でNHK報道局映像センターの職員がタクシー運転手に消火器を投げつけ、負傷させるなどして、傷害容疑で逮捕される事件が起きた。ネット上ではNHKへの批判が殺到した。

茂木氏はツイッターで「この方の行為は許さないですが、NHK批判と結びつける傾向はどうなのでしょう。NHKの番組内容や組織の評価とは別問題のように思います。他の組織に比べて統計的に有意にこの手の事件が多いという分析があれば別ですが」と投稿していた。

すると大橋氏はすぐさま反応。「茂木さんはNHKが日ごろ、どのくらいのペースで犯罪や不祥事を起こしているかご存じない。50日に1回のペース。年間6~7件ですよ」と声を張り上げた。

今回の傷害事件だけでなく、今月5日にはノートパソコンなど約530万円分を不正発注していた報道局総務部の元職員(既に退職)が懲戒免職相当となり、NHKは警視庁に告訴する方針も明らかになっていた。

大橋氏は「今年に入って、2回目の犯罪です。NHKの感覚がずれているし、管理体制、組織自体がおかしい。昨日、今日の問題じゃない。関係会社含めていかにいい加減か、堕落しているか」と糾弾した。

最後に茂木氏に対し、「ほかにこれだけの犯罪を起こしている組織をぜひとも教えて頂ければ、幸いです」と返した。

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