さんま&マツコがTBSで新番組 あえて「サザエさん」との〝シーフード対決〟に臨むワケ

左からさんま、マツコ

TBSの4月改編発表会が16日にオンラインで行われ、明石家さんま(65)とマツコ・デラックス(48)のバラエティー番組「週刊さんまとマツコ」が4月からスタートすると発表された。

日曜午後6時30分スタートの30分番組。裏番組には「サザエさん」(フジテレビ系)という強力ライバルがいることから、さんま対サザエの「シーフード対決」だ。

さんまがTBSでレギュラー番組を持つのは「さんまのSUPERからくりTV」以来、6年ぶり。

この大物タッグによる番組ならばゴールデン帯でも不思議ではないが、TBSはあえて「午後6時30分スタート」にこだわった。

「『半沢直樹』に代表されるように、ウチは日曜午後9時のドラマは伝統的に強い。そこから逆算して7時台、8時台でどう数字を作るかが課題。6時30分にさんまさん、マツコさんの番組で視聴者を引き付けて、良い流れを作るという狙いです」とTBS関係者。

4月から日曜夜は午後6時30分スタートの「週刊さんまとマツコ」でスタートし、7時スタートの「坂上&指原のつぶれない店」、8時スタートの「バナナマンのせっかくグルメ‼」と繋いで、9時スタートの新ドラマ「日曜劇場 ドラゴン桜」まで視聴者を引き込むプランだ。

日曜夜といえば、日テレの「ザ!鉄腕!!DASH!!」(7時~)、「世界の果てまでイッテQ!」(8時~)、「行列のできる法律相談所」(9時~)が〝ゴールデンライン〟と呼ばれ無類の強さを誇っていたが、テレ朝の「ポツンと一軒家」が風穴を開けた。再び戦国時代となった日曜夜に、TBSがさんま&マツコの最強布陣で殴り込みをかける。

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