北茨城・華川中、74年の歴史に幕 記念碑除幕 生徒ら別れ惜しむ

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記念写真を撮る華川中学校の生徒と閉校記念事業実行委員会の関係者ら=北茨城市華川町下相田

北茨城市華川町下相田の市立華川中学校が3月末で閉校となるのを前に、13日、同校で「お別れの会」が開かれた。全校生徒43人と保護者や来賓を合わせた約100人が、記念碑の除幕や式典を通し、74年の歴史を持つ同校との別れを惜しんだ。

会ではまず、体育館前に建立した記念碑の除幕を行った。記念碑には全校生徒のアイデアを募った中から、閉校する最後に学校に華やかでいてほしいとの願いを込め、「咲」の文字を刻んだ。

体育館で行われた式典で、実行委の山縣繁一会長は「この学校で学んだことをこれからの人生に大いに生かしてほしい」と在校生に語り掛けた。丹治裕幸校長は「赴任して、地域も保護者も生徒も華川中に対して深い愛情と強い自信、大きな誇りを持っていると感じた」とあいさつした。

在校生を代表して戸祭瑛斗さんは「華川中での思い出や学んだこと、支えてくれた方々を忘れない。この思いを胸に未来へと歩んでいきたい」と力を込めた。

京都大の小野輝男教授ら社会で活躍する卒業生5人からのメッセージの紹介、生徒一人一人による学校へのメッセージ動画の上映を行い、締めくくった。

同校は1947年に華川村立華川中学校として現在地に開校した。ピーク時には659人の生徒が在籍した。4月から、常磐自動車道北茨城インターチェンジ(IC)前に現在建設中の新校で、磯原中学校と統合する。