松山は低評価を覆せるか…〝世界上位〟に名前上がらず 「ジェネシス招待」18日開幕

「ジェネシス招待」に出場する松山

下馬評を覆せるか。ゴルフの米男子ツアー「ジェネシス招待」(リビエラCC)は18日開幕。日本のエース・松山英樹(28=LEXUS)は2週ぶりのツアー出場となる。

腰の手術の影響で欠場する大会ホストのタイガー・ウッズ(45=米国)が継続的にツアーが行われているコースで唯一勝っていないとされるのがリビエラCC。グリーンの真ん中にバンカーがある6番パー3など、特徴的なホールが続く。そんな難コースだが、松山は比較的相性が良く昨年5位、一昨年9位。過去6度の出場で3度のトップ10入りと結果を残している。

今年も上位でのプレーが期待されるが、世界ランキングのトップ10のうち8人が出場するなど、フィールドは厚い。米ツアー公式サイトの優勝予想1位は世界ランクでも1位のダスティン・ジョンソン(36=米国)。2位以下にも世界ランク上位や昨年優勝のアダム・スコット(40=オーストラリア)らが並び、松山は15位までに名前が挙がらなかった。

2週前の「フェニックス・オープン」では42位に終わったものの、最終日は「上がり3ホールはすごく良かった」とパッティングの復調に向けて手応えを感じてのフィニッシュ。公式サイトの予想を覆し、3年連続となるトップ10、さらにはそれ以上の成績を目指す。

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