〝ポスト森〟山下泰裕はまたもダンマリ 検討委員会は2時間弱で終了

山下泰裕JOC会長

女性蔑視発言で辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任を選定する第2回の検討委員会が17日、都内のホテルで開かれた。

御手洗冨士夫名誉会長(85)を座長とした同委員会は午前10時ごろに始まったとみられ、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)、スポーツ庁の室伏広治長官(46)、東京都の多羅尾光睦副理事(63)、柔道金メダルの谷本歩実氏(39)、元体操選手の田中理恵氏(33)らのメンバーが会合に参加した。

この日は会長後任の候補者が各委員から挙げられ、会合は2時間弱で終了。その後、後任候補と目される山下氏はJOC事務局が入る「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」(東京・新宿区)に戻ったが、詳細は口にしてない。

早ければ今週内に理事会で承認され、新会長が誕生。正式決定するまでは一切、候補者の詳細は明かされない。

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