新日本プロレスのジュース・ロビンソン(31)とデビッド・フィンレー(27)が16日(日本時間17日)、米国の「インパクト・レスリング」に電撃参戦した。
元IWGPタッグ王者の2人はこの日の「IMPACT」で、同団体のタッグチーム「リノ・スカム」(アダム・ソーンストウ、ラスター・ザ・レジェンド組)と対戦。アダムを孤立させると、フィンレーの雪崩式ブレーンバスターからジュースのフロッグスプラッシュで勝利を収めた。
試合後は新日本プロレスとWWEで活躍したカール・アンダーソン(41)とルーク・ギャローズ(37)の「ザ・グッドブラザーズ」が入場ゲートに姿を現す。アンダーソンは「ボーイズが適したテリトリーに来てくれてうれしいよ。『ああ、マシンガンやギャローズのバッグを新日本の巡業バスに運んでたなあ』とか思い出したろ?」と2人を〝若手扱い〟。
「俺たちは歓迎している。一緒に飲みに行こうぜ。俺たちの方が断然稼いでるからおごってやる」と先輩風を吹かせまくった。
これに対しジュースは「ハッキリさせておくが今は(アンダーソンたちが新日本にいた)2015年じゃない。俺たちはヤングライオンじゃないし、功績を積んできた」と応戦。この態度にグッドブラザーズはいら立ちをあらわにし、一触即発のムードが漂った。日本のファンにとっても馴染みの深い両チームの激突が実現するのか、注目が集まる。