【欧州CL】バルサ大敗の裏で…ピケとグリーズマンが〝放送禁止用語〟連発の大バトル

PSG戦で身内と舌戦を展開してしまったピケ(ロイター)

スペイン1部バルセロナのDFジェラール・ピケ(34)が大暴走した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1試合でフランス1部パリ・サンジェルマンに1―4で敗れた試合で、3か月ぶりに復帰したピケがFWアントワヌ・グリーズマン(29)とののしり合うシーンがクローズアップされている。

スペイン紙「スポルト」は「ピケが爆発」との見出しで「×××」など伏字を入れて試合中に〝放送禁止用語〟を連発したことを報道。ピケが「長くボールを持っている時間が全くない。いい加減にしろ。くそ野郎!」と絶叫。グリーズマンは「落ち着け、ジェリ(ピケの愛称)。叫ぶのをやめろ!」と制すると、ピケは「何様だ、グリジ(グリーズマンの愛称)、クソッタレが!」と罵声で返答した。

これにグリーズマンがキレてしまったようで、相手を侮辱する〝言ってはいけない〟スラングをピケにぶつける。怒り狂うピケも同じ言葉を使って応戦するなど、チームメートが激しい舌戦を展開。試合は新型コロナウイルスの影響で無観客試合だったこともあり、2人のやり取りはスタジアム中に響いた。もちろん、テレビ中継を通じて全世界に発信されるなど、敗戦と合わせて赤っ恥となった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社