37歳・長谷部誠が現役続行を明言 独紙インタビューに「今が一番充実している」

年齢を感じさせないプレーを披露する長谷部(ロイター)

元日本代表主将でドイツ1部EフランクフルトMF長谷部誠(37)が来季も現役を続行する考えを明らかにした。ドイツ紙「シュポルト・ビルト」のインタビューに答えたもので、他の複数のメディアも報じている。

昨年、Eフランクフルトと契約を延長した際には長谷部自身が今季を現役ラストシーズンにするという予測もあった。だが、今季の長谷部は年齢を感じさせないプレーを披露。リーグ戦21試合中、17試合に出場(いずれも先発)し、最終ラインのリベロや本職のボランチ(守備的MF)で熟練した技術と抜群のキャプテンシーを発揮し、リーグ3位につける原動力となっている。

クラブ側は今季の活躍ぶりに、さらなる契約延長を検討。まだ具体的なアクションは起こされていないが、長谷部は「焦ってはいない。このクラブでプレーを続けたいと思っている」と現役続行を明言した。そのうえで「(クラブに)プレッシャーをかけることはしない。今後、話をしていくことになると思う」と交渉のテーブルに着く考えを示した。

20日には首位バイエルン・ミュンヘンとの一戦を控える。「今が自分にとってブンデスリーガ(ドイツ1部)でのハイライト。一番いい状態にある」と心身ともに充実していることをうかがわせた。

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